●カルリ(F.Carulli)のワルツ(Wals)
一般的にワルツは、2拍目の音をスタッカートで演奏します。
楽譜のスタッカート記号のある個所はスタッカートして、ズン・チャッ・チャーのリズムで 演奏してください。そうするとワルツらしくなります。
また、3拍目は次の1拍目につなげるようなイメージで弾いてください。
スタッカートは弾いたi,mの指を弾いた弦の上にのせて音を切ります。
スタッカートの音の長さは、音符の長さの半分の長さくらいで演奏するのが一般的ですが、 音を切るタイミングは、曲のテンポなどで変化するので、いろいろなワルツを沢山聴いて体得してください。
曲の後半はスタッカートしないで、逆に音符の長さめいっぱいで演奏すると全体では メリハリの効いた演奏になります。
D.S. al Fine(ダル・セーニョ・アル・フィーネ)は、セーニョにもどってFine(フィーネ)で 終わるの意味で4段目の最初の小節が曲の最後になります。

●カルリのワルツの参考演奏(楽譜の下にギターの実演動画があります)

●練習課題
・ワルツ(3拍子)のリズムの感じをつかむ。
・スタッカートの習得。

●カルリのワルツのタブ譜・楽譜

クラシックギター カルリ(F.Carulli)のワルツ(Wals)のタブ譜・楽譜

●カルリのワルツの参考ギター実演奏動画